コミュニティに根差した支援
みなさん、こんにちは。
サンフランシスコ研修ではコミュニティ心理学について学んできたのですが、
帰国してからも、私の中で「いかにコミュニティに根差した心理的支援をしていくのか」
「いかに他職種と協力して問題に取り組むのか」ということが大きなテーマになっています。
アメリカでの心理的支援の現状は、他職種と協力してクライアントさんをサポートしています。
そしてその体制がきちんとコミュニティの中で出来上がっているということころにも感銘を
受けました。日本はどうなのか?アメリカとは文化も法律も違うところで、私は何ができるのか。
自分に何度も問いかけています。帰国してから頭で色々考えるよりも、行動している自分が
います。理想を描くだけでは何も始まらない。行動して人とつながり、そしてそのネット
ワークの中で自分がやりたいことを広げていくしかないのだろうと思います。
幸いにも最近、医療機関を訪問させていただいたりといった機会に恵まれています。
色々なドクターがいらっしゃいますが、最近お会いした心療内科の先生は、保険診療の
枠組みの中ではなく、自由診療にして他職種と協力しながら、クライアントさんにとって
効果的な治療を提供していらっしゃいます。こうした先生の存在は、私にとっても非常に
刺激になり、ますます心理支援への情熱が高まりました。
これからも自分には何が出来るかを問いかけながら、まず自分が出来そうなことは何かを
探しながら進んでいこうと思っています。