ちいさな命

先日ヒーリング関係の友人に赤ちゃんが生まれたので、お家までお祝いを

持って行きました。

生まれてジャスト1ヶ月の赤ちゃんはほんとにちいさくて、でもちゃんと指に

かわいらしい爪がついていて生命の神秘ってすごいなぁなんて感心して

しまいました。

友人の赤ちゃんは私たちが訪問しても、抱っこしても全然泣かず・・・非常に

落ち着いた様子で逆に私たちを観察していた様子・・・。

まるで私たちを覚えているみたいにね。

思い返せば、この赤ちゃんが友人のお腹にいるときから、まだ見ぬその子に

私たちは話しかけていました。お腹の中にいるときからママである友人は非常に

落ち着いていたし、誕生を心待ちにしていたから、その安定した感じが赤ちゃん

にも伝わっているんだろうなって感じました。

お腹の中にいるときのお母さんの常態っていうのはとっても大切なんだと

思います。

私自身、なんだか常に「寂しさ」が取れなくて、その原因はきっと3歳くらいの

ときのトラウマだろうと考えていたんですが、ヒプノセラピーでそのワークを

やっても寂しさはなくならなかったのです。

ってことは・・・それより前に私の中でトラウマ体験があるってことなんですよね。

で、その後もう一度ヒプノセラピーの退行催眠で胎児期退行をしてもらったとき

に、私はすでにこのとき母のお腹の中で「寂しさ」を感じていたんだということに

気がついたのです。そして、それは私の寂しさではなくて、母が感じていた寂しさ

だったということにも。

お腹の中にいるときは母子一体だものね。お母さんの色んな感情や精神状態が

子供にも伝わっていくんですね。

なんかそんなことを思い出しました。人は生後2年間、母親(または養育者)との

やり取りの中でこの世界は安全なんだねということを学びます。もちろんお腹に

入っている間も大切なのです。結局親との関係の中で築いた安心感安全感は、

のちに「人を信頼できる」力だったり「愛する」力になるわけです。

三つ子の魂百までとはよくいったものです。

話は戻りますが、とにかく生まれてきた命、すくすくと育ってほしいです。