あれから21年・・・

今年もまたやってきた。8月12日。21年前の日航機墜落事故
わたしたちの学年(中高一貫教育で中学一年から6年間学年担任が同じ)の大切な先生方3名を失った。ちょうどわたしたちの高校修学旅行の下見の帰りだった。この季節、テレビで御巣鷹山のニュースが流れると、自然と涙が溢れ出す。
まだまだわたしの中には深い悲しみがある。
カウンセラーをやっていてきちんと自分の内面を見る作業をとことんやっていても、それでも消えない深い悲しみがある。でもそれは消えなくてもいいとわたしは思っている。その悲しみがあるからこそ一生懸命生きようと思えたりするから。

ネットで最近あのときの同級生たちとつながった。彼女たちにはもうずいぶん会っていないけれど、わたしと同じようにこの日航機事故を忘れず、亡くなった先生方に祈りをささげる人たちがいるということにわたしはなんともいえない嬉しさを感じる。

事故で亡くなった先生の残した言葉「一日一日を精一杯生きてください」がわたしの中でぐるぐる回る。毎年毎年この時期にはブログに同じ事を書くだろう。そして精一杯生きようと誓ってまた明日からの人生を生きていくだろう。