人間関係ー夫婦編

人間関係は色んな学びをくれる。先日久々に大きな出来事が夫婦間であり、号泣した。カウンセラーだから万能だなんてことはないのだ。カウンセラーもただの人間なのだ。

私はこれを言うと相手が傷つくかもしれないと思って我慢していたことがあって、それを言わずに実はとても苦しかったんだなぁと気づいた。号泣しながら親友に相談して少しはすっきり心の整理がついたものの、やっぱり夫の前ではまた涙が出てしまったりで、結局夫に私が感じていることを全部伝えたのだった。夫と理解しあいたいと思うからこそ、話し合うのだ。案の定、夫は私が思っているほどその件に関しては重要だと思っていなかった。

しかし話し合いをしてみて、伝えるという作業は非常に大切であると実感。相手が傷つくだろうから言わずに我慢しようとか関係が崩れるかもしれないから本当のことを聞くのが怖いとかいうのは、結局は相手との間に溝を作ってしまうと思う。そういうのが積もり積もって、もう埋めることのできない大きな溝になっちゃうんだろうなぁと思う。「相手のために」という言葉はとっても聞こえがいいけれど、実は自分のエゴ、自分を守るためのいいわけじゃないかと思う。

で、夫婦でじっくり話し合いをした。心からいろんなことを伝えて話をすると、どんどん気持ちが明確になっていく。本当に相手が感じていることもはっきりしてくるし、じゃあお互いどうしましょうという妥協案にもたどりつく。少々重いトピックでも、内容がどろどろしたものでも、お互いにきちんと話をするということが出来たときには爽快感が残る。なんとさっぱりしたすがすがしい気持ちなんだろうか。そしてもちろん相手からの愛や温もりも同時に感じることができる。

こうして夫婦(でなくても彼・彼女の間、子ども、親子でも)の絆は深まっていくのだろうね。
夫、これからもよろしくな。