セミナー受講記

この週末もセミナーを受けに東京まで行っていました。大雪だったけど、飛行機が飛んでくれて助かりました。今回のセミナーは催眠療法。いわゆる今はやりのヒプノセラピーと言われるものです。セミナー中、非常に有意義な時間を過ごすことができました。先生も素晴らしかったし(村井先生)、受講者の方々もいい方ばかりでした。「この人とは縁がある!」というような心惹かれる出会いもあり・・・。あぁ、出会いって素敵。本当に出会いに偶然はないと感じる今日この頃です。

さて、色んなセミナーに参加して幅広く勉強している私ですが、学ぶ度に、どの心理療法も根っこは同じだなと感じます。それぞれの療法によって技法の呼び方やアプローチが違うだけで、やってることは一緒なの。催眠療法でも、実はゲシュタルトやフォーカシングと共通する点が多々あります。どれもリラックスして、そして「しっかりイメージする」ということが大事なんですよね。カウンセラー・セラピストと信頼関係(ラポール)が築けたら、クライアントさんはイメージを通して五感を使い感情を感じていくのです。催眠療法ではこれを催眠状態と呼ぶのです。もちろん催眠を使わないカウンセリングでも同じことが起こっています。クライアントさんが自己の気付かない領域にアクセスしていく瞬間。ゲシュタルト療法・フォーカシングで言えば自分の内面に深く入っていく瞬間。学ぶ度に、心理療法の幅が広がって非常に面白いです。

あー、カウンセラーになる前もなってからも「学び」はどんどん続いていきます。まあ一生ですね、きっと。でもカウンセリング・ヒーリングの分野の勉強は本当に飽きないなぁ。いやぁ、楽しくって。心理学を学ぶことは自分の内面を見つめるという作業が必ず入るので最初は「見たくない自分」と向き合ったり受け入れたりがしんどいけど、それができてくると人間生きるのがラク〜になります。世界が違って見えてきますよ。