お誕生日

アンテノールのケーキは美味しい♪

昨日は私の祖母の92回目の誕生日だった(名前はゲン。なかなかかっちょいいでしょ?)。ちょっとしか顔を出せないスケジュールだったけれど、ユリの花を贈り、小さな誕生日ケーキを買って行った。「おばあちゃんいくつになったの?」と聞くと、ちゃんと「92歳」と返ってくる。いつものように九九をいくつか質問すると、ちゃんと計算してそれにも答える。最近のことは覚えていないのに、昔覚えたことは忘れないんだなぁと感心してしまう。そして「長生きしてね」と言うと、「長生きしてます」と返事が返ってきた。そだよね。なんだか面白くて笑えた。

祖母は車椅子の生活でもう歩くことはできない。ご飯も自分ひとりでは食べられない。でも別にそれでもいいと思う。ただ祖母が生きていてくれるということが、私にはとてもいとおしく感じられるから。私は祖母に育ててもらったようなものなので、感謝の気持ちで一杯だ。今日はその感謝の気持ちを「ありがとう」の言葉で伝えた。私の感じていることが伝わると、祖母は私を見てにっこり笑った。プラスのストロークの交換は、お互いのハートを温かくするね。