相手の話を聴くということ

最近ワークショップに参加してくださる方が増えて、とても嬉しい。

先日は受講生からリクエストがあった「傾聴」についてのワークショップを開催した。
「傾聴」で私が一番伝えたかったことは、人を無条件に受け入れるということである。
技法よりも態度の大切さ。そしてハートを開いて相手を受け入れていくこと。

心理学の知識や技法もまあそれはそれで大切だが、それ以上に大切な事は相手をありのまま受け入れるという態度である。実際、なかなか難しかもしれないが、それが出来る人はいいカウンセラーになるに違いない。

今カウンセラー養成講座を受け持っているが、私が目指すところは、ハートを開いて相手を無条件に受け入れる事ができるカウンセラーの養成である。カウンセラーがハートを開くと、そこから癒しが始まっていく。そんな風に自分が癒しとなるカウンセラーが育っていく事は私の夢であり、そして励みでもある。

傾聴のワークショップを開催したことで、私自身も基本に返ることができたと感じる。
それは参加者みなさんから頂いた大切なギフトである。