境界線を引くこと

人は受け入れてほしい、理解されたいと思う生き物である。

そして、それは身近にいる人に対してほどそういった期待をする。

自分は人に受け入れてほしいが、人を受け入れないというのはちょっと困るなぁと思う。

でも現実的にそういうパターンは多いんだね、きっと。

受け入れるということは、違いを認めることだと思う。

セラピーでは「あなたはこう感じるんだね。私の意見とは違うけど。でも違っていてもOK」と

思えることを目指す。それは人との境界線をきちんと引くということなのだ。

これは大事だなぁ。もしこの境界線が引かれなければ、「私の意見と違うあなたの

えがおかしい。私と同じように考えないとダメだよ」となってしまう。

人間、同じものを見ていても、それをどう解釈するかは同じときもあるが違うときもあるのだ。

こういった境界線を保ちながら続けられる関係性は非常に健全だなぁと思う。

だから個人的にプライベートではこうした関係性を保持したいなぁなんて思うのだ。

今日感じたのは、私にはこうした関係性が持てる友人がいるということ。

全員に分かってもらおうなんて思ったりしやしない。ただ一人でも自分のことを

理解してくれるという人がいればそれはとっても嬉しいことだし心強いのだね。