アダルトチルドレンの怒り

夏も真っ只中☆私は8/10〜8/18までスクーリングのため東京に行っております。

このお盆の時期に予約を取りたかった皆さん、本当にごめんなさいねm(_ _)m

座学&プレゼンテーションのスクーリング、なんとか乗り切るしかありません。


さてさて、今日は『怒り』について。

リーブルにはアダルトチルドレンの方がよく来られます。


私もずっと母親との母子密着で苦しんできたアダルトチャイルドです。

あー、私自身大分その呪縛から解き放たれてきた感はありますが、まだまだきっと一生取り組み続けるだろう課題です。きっとそれは母が生きている間ずっと続くでしょう。


この頃アダルトチルドレンのクライエントさんたちと接していて、彼らの中には計り知れない『怒り』が抑圧されているなぁと感じます。大体私の周りのアダルトチルドレンの方たちは親の期待に添っていい子を演じてきた人が多いのですが、本来自立に向けてアイデンティティが確立されるころに自我をものすごく抑えてしまっているんですよね。


親に飲み込まれずに「自分」という人間を確立するためには、反抗期が必要なんだと思います。


でも思春期の反抗期がすっぽり抜けていたりという人も実は多々いらっしゃる・・・。
そんな人たちは、とにかくいい子をやってきたんでしょう。怒りを抑圧して大人になっちゃう。
でも怒りの感情はとっても強いからやっぱり抑えられなくなって出てきてしまう。


セラピーでは親との関係に取り組んで、自分の中に沸き起こる感情を大切に見て行きます。

私は『怒り』などの感情はエネルギーだと思っているので、色んな感情が出てき出すと

その人の中で眠っていた自分自身がむくむくと復活してきてるのだなぁと思うんです。

怒りが出るのはむしろ正常な反応なんだろうなと思うんです。


最近、とあるクライエントさんが親に対して怒りを表現できるようになったと話されて、二人で「遅い反抗期ですね」なんて話をしました。遅くってもいい。人によって人生のどの時点で自立へ向けた変化が起こるかは分からないもの。


アダルトチルドレンからの回復はかなり時間がかかると実感しています。

でも、取り組んでいくと段々自分が楽になっていく。生きやすくなっていきます。

あなたが諦めない限り、私はあなたと一緒に歩いて行こうと思っています。

どうかあなたの中の「自由な自分」が息を吹き返しますように。そしてあなたの人生に喜びを与えますように。