あの日から

震災から14年。

なんと月日の流れるのは早いことか。

あの日、震災で家族を失った友人のブログを読んで、

彼女が今幸せでいることをとても嬉しく感じている。

大切な人を失うということは、とても大きな傷になる。

でもそこから時間をかけてだけど新たな希望を見つけて

生き続けているその人を見て、人間の可能性とか力を

感じずにはいられない。

生きていると、誰でも人生が大きく変わってしまうような

出来事を少なからず経験するのだと思う。

悲しかったり、辛かったり、落ち込んだり、不安になったり。

どん底に落ちてしまったその場所にいるときは、真っ暗な

暗闇の中にいるとしか思えない。でも段々その闇を見つめて

いると、そこに何があるのか、どうやったらそこから抜けるのか

少しずつヒントが分かってくるんじゃないかと思う。

そしてかすかな光が少し見えてくると、それは徐々に大きくなって

いつの間にかあなたをサポートする大きな力となっていく。

人っていうのはすごいんだよね。